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最後の実技訓練....

05/30
今週の金曜日には待望の卒業式があり、いよいよ大学の方もクライマックスを迎えています。

今週の目玉は何といっても「救急実技訓練」、そして救急ケースを元にした「グループセミナー」でしょう。これらを終えて、やっと晴れて卒業式を迎えられます。もうすぐ卒業式だからと言って、大学側も学生達を野放しには、なかなかしてくれません(涙)。

ちなみに今日は午前は水曜日にあるグループセミナーに向けてのグループ作業、そして午後は大学病院の一角で行なう「救急実技訓練」に参加してきました。ちなみにこの救急実技訓練、いわゆるシナリオ形式。それぞれクジを引き、4人ずつのチームに分かれます。クジにはそれぞれの配役(検査担当看護士、看護士A,Bや医師)なども書かれてており、シナリオが始まると同時に先生から、架空の患者さんのケースが記載された紙が配られ、それに従って演じなければなりません。一つのチームが演劇をしている中、別のチームは観察役に回り、良かった点や改善すべき点など思い思いに書いていきます。

正直、この手のタイプの実技訓練、今までにも何度かあり、中には人目に晒され、更に先生から点数をつけられている緊張感から、非常にナーバスになってしまう学生もいます。実は今日、何と最初のチームから2人ほど緊張の余り泣き出す、酸欠状態になるというアクシデントが起きてしまいました。

1人目はクラスでも一番年上40代半ばのAさん(←仮名)。Aさんは、この3年間、一度も追試を受けた事がないという非常に優秀なママさん学生。話好きで、プレゼンテーションや看護科との共通授業でも意欲的に発言したりしている積極的な彼女。そんな彼女でも人前で何か演じるとなると話は別なようで、シナリオの際に「検査担当の看護士」という役に当たった彼女、何とシナリオが始まった時点で、急に顔色が変わり、自ら先生に「やっぱり、自分にはこの役をこなす事はムリです。出来ません。」と頑なに拒否。

その場にいた担当の先生から、「あなたの役はね、患者さんがこれからどんな検査を行なうのか、又、検査を行なうに当たって、どんなコントラストを注入するのか。そして、コントラストを注入するに当たってどんな点に気を付けるべきなのか、どんな副作用があるのか。正に、いつもあなたが放射線科の実習で行なっている状況を頭でイメージして、説明すれば良いだけなんだよ。一人でムリそうだったら、チームの他3人の誰かをヘルプに呼んでも良いんだよ。そんなに緊張する事じゃないんだから。」と必死の説得。

それでもAさんは頑に「出来ません。私にはムリです。」と言いながら、何と泣いてしまいました....。

ご本人には申し訳ないけれど、「どうして!?こんな事で、どうして泣くの!?ええええ!?」と目を疑ってしまったのは、言うまでもありません。私を含め、観察者側チームも動揺。後で話を聞くと、OSCE(医療技術の実技テスト)の時も、あまりの緊張で泣き出しそうになっとか。。担当の先生も結局、Aさんの役を別のチームの人が代役した方が良いという事で決定。

そこで代役にやってきたのが、アラサー男子学生のF君。このF君といえば、大学入学して最初のコースで看護関連の記事について、私とペアになって発表した際に、緊張のあまりに言葉がでなくなってしまった程(詳細はココ)、こちらも極度の緊張の持ち主。そんなF君、シナリオが始まった時点ではうまく行ってたのに、コントラスト注入した後、患者さん(人形)の状態が悪くなり(←そういうシナリオ)、チームの他の仲間達が、それぞれ血圧や脈などのコントロールに回ったり、救急薬品などを注入している辺りから、1人だけ、明らかに行動がおかしくなり、顔色は真っ青、体はガタガタと震え出し、正にこのままでは倒れてしまう状態になってしまいました。

そこでさすがに先生も「待った」をかけ、F君をイスに座らせ、まずは呼吸を落ち着かせる事に。その間、私たちは別室に移る事になったので、彼がその間、先生からどういう対応を受けていたのかははっきり確認する事は出来ませんでした。結局、そのままシナリオを続ける事はせず、先生側もシナリオの大半は行なったという事で、観察チームと一緒に、最初のチームが行なったシナリオについてのディスカッションに入りました。幸いにも、F君も大事には至らず、最後まで訓練に参加する事が出来ました。

今までこの手の練習は何度もあったけど、ここまでExtremな光景は私も初めて見ましたよ。

正直、この2人、スウェーデン人ですよ??こんな事で泣くなんて....。確かに人前で演じる事は辛かったとは思うけど、彼らも大人として少し脇が甘かったかな、と思います。

こんな事でいちいち泣いてたり酸欠になってたら私なんて、今頃、とっくにご臨終ですから....。(チーン)

この大学生活3年間、更に老人ホームでのアルバイト時代も含め、嫌と言う程スウェーデン語関連で恥ばっかり掻いてきたし、言葉の問題だけでもさんざん周りからの冷たい目線、態度を受けて来たから、ある意味、普通の感情が麻痺しているのかもしれないけど。それでも「泣きたい」とか思わなかったなあ。言葉が出来ない相手に対してこんなに人って冷たくなれるんだ~とは思った事は、何度もあったけど。

でも、ある意味、「泣いたら負け」と思ってたのもあったかもね。けして強がりとかじゃなくて、泣いて他人から同情の言葉をかけてもらうより、次に良い結果を出して認めてもらった方が、自分としては嬉しかったし。ただ、こういう風に思えるようになったも、言葉が出来ない外国人だからこそかな。言語不自由、バンザイ!

最後にイラン人のママさんが、「実はね、彼らの状況を目にした時、Kaoriの事がスゴく気になったのよ。ストレスは、妊婦さんの体にとって良くないもの」と一言。そんな事、うちのサンボだって気にしてくれないから、ちょっと感激してしまいましたよ。お腹にいるマメコさんは、相変わらずお腹ポコポコ、内側から横蹴りキックしてたけどね。

マメコさん、美人でなくても、学校のお勉強出来なくてもいいから、「努力」と「忍耐力」だけは継続が出来る子に育って欲しいなあ~、とふと親心が出てしまった今日この頃であります。

さて残るは、水曜日のグループセミナーのみ。頑張るぞー!!
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プロフィール

kaori 

Author:kaori 
1979年11月生まれ。ピチピチ(お腹と太ももが)の31歳。
2005年7月よりスコーネ在住。

Kenzo: 2008年5月7日生まれ。3歳。

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