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Mくん、ガンバレ!

11/19
楽しかった研修も終え、先週から再び看護学生達との共通授業が始まっています。授業の方は相変わらず朝の9時から16時までとびっしり入っているものの、腫瘍学や肝臓、パーキンソン病など幅広く又、専門医師による授業も多いのでかなり新鮮で知識にもなりますね。

ちなみに今日は、匿名の患者さんのケースを用いた呼吸器疾患セミナーでした。事前に先生から渡された患者さんの看護記録のコピーを元に、各グループ8~10名、約12グループの編成で患者さんの現在置かれている状況や問題点、そして対策などを話し合います。ちなみに各グループごとに、放射線学科からそれぞれ学生2名が配置されるわけですが、これを放射線科クラス内ではある意味看護学科からの「羽交いじめ」と認識しています。笑

セミナーでは、進行役の先生が1人、そして3つのグループが同時に参加し、事前に各自グループ内で議論した内容をさらに発展する形で3時間ほど患者さんのケースについて意見討論を行っていきます。

個人的にはこの手のセミナーとグループ作業は今まで嫌と言うほどこなしてきた上に、意見がある人は手を上げての方式なので、グループ内での喋り場的フリートークよりは断然に発言し易いです。ただ今回は看護学生全体で26名、そして放射線学生わずか4名(1つのグループは看護学生のみ)。既に10週間の研修を終え、実践的な知識と経験、そして将来の看護師としての意欲に燃えた学生たちと共に議論し合うということは、4週間ひたすらレントゲン撮影と静脈注射や造撮剤の注入等の医療行為をちょこっと行ってきた程度の放射線学生とでは大分差があるような印象を受けました。とはいえセミナー自体は、患者記録をじっくり読んでいれば、特に経験がなくても教科書などで補えるレベル。

ちなみにセミナーでの条件は、全員が発言すること。こういう場では、大人しいと逆に目立ちます。看護学科内の学生にかなりスウェーデン語能力が怪しい?と思われる外国人男性の学生2名おり(国籍はそれぞれ別)、彼らはいつも一緒にいるのでどうやらお互いに勉強などを助け合っている良き仲間のようです。今日はそのうち1人の学生M君が同じセミナーでした。

彼の性格上なのか、それとも議論の流れがイマイチつかめていないのかセミナー中も、彼は発言はおろかずっと下を向いて、ノートに何かを書き留めている様子。とはいえスウェーデン人学生にも、数人ほど発言に参加しない学生はいるのですが、私もそうなんだけど外国人学生の場合だと「発言しない=スウェーデン語がよく分かっていない」と周りから認識されやすく、大人しいとある意味目立つという悪条件が重なってしまいます。

クラスメイトもそんな受け身なMくんの空気を察したのか、セミナーも後半になり、最後のボード書きの学生を誰にしようか決めかねている中、とうとう彼のグループの1人のママさん学生が言ってしまった言葉....

「ほらMくん, Upp och hoppa nu!!(今こそ、立ち上がれ!)」

この瞬間、クラス全体から笑いのざわめきが流れ、M君は顔を赤らめ、予期もしなかった状況にかなり困惑している様子でした。(最終的にスウェーデン人学生がボート書きをしてくれることになりました。)

この光景を目にした時、3年前のマルメ大学時代の自分がオーバーラップしましたよ。Mくんのようにクラスのみんなの前で個人的に指摘されたことはないけれど、当時はスウェーデンに移住してから1年目での入学ということもあってか、慣れない海外での大学生活、そして何より完全なスウェーデン語能力の不足で、例えばグループ作業などにも全く参加できず、一時はグループ内での提出物にあやうく自分の名前を入れてもらえなさそうになったこともありました。(汗)今では良い語り草となっていますが、当時ほど涙を流したのは後にも先にもなかったかも。

今回無念にも、ママさん学生の思いがけない一言によって、セミナー全体の学生の笑いを誘ってしまったM君。彼女もけしてM君に対して悪気があって言ったわけではないことは確か。でも、だからこそ傷つくことも、私も身を持って体験しています。ただ、こういう辛いシチュエーションに立たされた時こそ人は成長するのも確か。

私もマルメ大学や老人ホーム時代に徹底的にしごかれたおかげで、いつの間にか人前で発言することに対しての恥じらいが消えました。元々日本にいた時もクラスの前で発言なんてあり得なかったから、元々得意ではなかった分野を得意とまでいかなくても自分のモノにしていかなければならないことにかなり時間を要しました。今でも、議論を先導するほどの発言などあり得ませんが、自分の考えが頭の中に浮かんだ時は自然と言葉にして表現することが出来るようになりました。こればかりはとにかく実践的な場をこなしていくしかないですね。

さて、あと3週間後には既にテスト。今回は全て選択マーク式で学生の多くに一時の安堵感を与えてくれたわけですが(学生の中には、マーク式は大学レベルではないという意見もあります)、私の場合こうした選択問題で勘で当たったということは一度もないので、試験対策は通常の記述式方法と何ら変わりありません。

また気合い入れます。

"マッテさんも、気合いを入れているようなので、
ブログ史上初、僕もちょっとここでセクシーサービスしちゃいますよ~"

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Comment
発見!
こんにちは!
今日はありがとうございました♪
早速ブログ発見させてもらいましたよ☆ KENZOくん、セクシーすぎです(笑)

私も学校に行ったら うつむいて座ってるうちの一人になると思います・・なかなか発言するのって難しいですよね。
日本でも人前で発言するのが苦手なので 外国語でなんて!って感じです(--; そのうち乗り越えないといけないんですが なかなか・・・

またお会いできるの楽しみにしてますね~♪
Re: 発見!
ともえさん

ブログに遊びに来て下さってありがとうございます! 私もM君の気持ちが痛いほど分かるので、ブログに書かずにはおれませんでした。 私も1人で窮地に立たされたこと数えきれません...。 学科にも外国人生徒が何人かいますが、 先生や周りからスウェーデン語の発音が聞き取れなくて、何度も聞き返されていても 彼らが堂々と発言している姿を見て、自分も刺激されました。

それでは、また近いうちに~!!
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プロフィール

kaori 

Author:kaori 
1979年11月生まれ。ピチピチ(お腹と太ももが)の31歳。
2005年7月よりスコーネ在住。

Kenzo: 2008年5月7日生まれ。3歳。

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