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研修無事に終了。そして考える。

11/06
今週の木曜日に無事、研修を終了しました。これで朝5時起床生活も、同時に終了です。普段、学校がある時はブログではとても胸を張っては言えないほどの時間帯に起きていて(とはいえ、授業時間に間に合う程度にですが)、研修地がエンゲルホルムになった時はとうとう天罰が下ったかと思いましたが、最近では朝の早い時間帯の生活にも体が慣れてきました。

ただやはり研修最終日、特に指導看護士さん達に別れのあいさつをする時は胸にこみ上げるものがありますね。1人の指導看護士さんが既に目が潤んでいて、こちらまで涙腺が緩んでしまいそうになりましたが、基本的にテレビや映画の感動場面でも「これは試されているだけ。ここで泣いたら負け。」という所謂どこか屈折した性格のために(?)、最後は精一杯のハグと笑顔で別れを告げることが出来ました。

というわけで木曜日は研修最終日だったものの、既に火曜日には研修担当の看護師さんと指導看護士さんとの間で行われる最終審査を終えていました。ここで意外にも評価された事と言えば、電車遅延時の研修先への電話連絡。ルンド-エンゲルホルム間はそれなりに電車は通っているものの、多少の遅延は朝飯前、急遽何らかの理由で(乗車員も、何故かその理由は言わない)途中駅で電車の運行がキャンセルになることもしばしば。

そうした電車遅延の場合は、分かった時点ですぐに研修先に電話にて遅れる旨を連絡。日本であればこんな常識的なことをけして褒められたものでもないのですが、研修先では他の研修生達、そして若い医師など遅延の場合でも、特に連絡を入れずにそのまま通学、通勤するケースが多いようです。確かもう1人の研修生のAちゃんも、研修最初の週に2日連続遅刻してしまい、彼女の担当看護士さんが私の研修ラボまでやって来て「Aはどうしたの?」って聞きにきてたっけ。

もちろん、職員と研修生では立場が違うわけで、研修生の中には正当な理由があれば、特に連絡をしなくても遅延は認められると思っているのかもしれないけれど、私はいかなる場面でも日本式のモラルを大切にしています。

中には、年齢に関係なく自分よりも立場や目上の人に対しても構わずに自己主張を行い、意見を交わし合う光景もこちらでは頻繁に見かけます。たまに端から見ると、このまま喧嘩になってしまうのではないの?と思ってしまうことも、ここでは自己主張も平等な権利の一つと見なされているわけですが。。。

先日研修に関するセミナーにて1人のクラスメイトが、ある先生のアドバイスに対して、「何十年と働いていて経験のある看護師さんに、私みたいな学生がそんなこと言った所で効果はない」とかなり強い態度で出ていて、その後も彼女なりの持論を白熱させ、先生も困った表情をしていました。日本人が持つ先生、生徒間のモラルに馴染み深い私には(もちろん、個人差はありますが)、ちょっと一言「担当看護士さんと話し合ってみます」と言っとけば良いもののとついつい冷めた目線で見てしまいがちです。

スウェーデンの大学生活、特にディスカッションの場において自分の考えを言葉にして述べるということはとても大切なことですが、ここでは所謂気心知れる友達同士の会話とは別物であり、とにかく相手の考えををねじ伏せるまであらゆる方面から言いたい放題の自己主張は個人的につい避けたいなあと思ってしまいます。(フランス式の議論に近いですが、個人的にはかなり苦手です。)実際に、自己主張と自己主張とが湾曲し合って結局悪循環になってしまい、最終的にディスカッションの中から何かを学び取るというより、単に個人の自己満足だったのかと疑ってしまう状況もよく見かけます。

日本にいた頃よりも今は、周りの目を全く気にすることなく自分の考えなどをどんどん表に出せるという素晴らしい機会に恵まれ、又スウェーデン語も以前よりは大分理解できるようになりました。とはいえスウェーデン語はあくまでもコミュニケーション上でのツールであり、私自身はこれからも日本人であることは変わらないわけで、変に新しい習慣を取り込み、自分を変えることだけは絶対にしたくないなあと思っています。実際にエンゲルホルムでも、腰を低くしながら研修に臨んでいましたが、最終審査ではそれがかなり高く評価されたように思います。

さて来週からは、久しぶり普通科の看護師学科の学生たちとの共通授業です。学校のスケジュールを見る限り、毎日かなりインテンシブに授業が設けられているようです。ちなみに学校最終日は、12月22日。始業日は1月4日となっています。

看護師学科正直、一息つく間もありません。
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Comment
実習お疲れ様でした。早起きは毎日していると、だんだん楽になってきませんか?元々夜型の私ですが、ここ数年5時半起きなので早起きが辛くなくなりました。

今週末はコースの合間の週末ですね。ゆっくり休んで月曜日に備えてください。
Kaoriさんの日記に、僕がこちらに来て感じることがそのまま書いてある・・・そんな感じを受けました。

こちらで初めてのLab-meetingで印象的だったのは学生であろうと何であろうと自分の意見を言う。自分の意見を通すために、meeting後も色々と周りに話を持ちかけている人もいました。そこまでしなくても・・・という感じはしました。教授はそれらの意見を聞いて、話を集約するという感じでした。日本では考えられないかな。

日本の、とくに医学部の教授の意見は絶対で『黒でも白といわなければならない』という風潮さえあります。また、医学部の教授は自分が絶対だから理解できないことに出くわすと切れるという最終手段も持ち合わせています。僕もそれには何度も苦しめられました。

Kaoriさんのように日本とスウェーデンのいいところをチョイスしたニュートラルな人間が増えると世の中ちょうどいいのかもしれませんね。

あと電車!僕もコペンハーゲンからMalmöに行くとき、駅で一時間以上待たされました。あれは普通だったんですね・・・。今月終わりに日本に一時帰国しますが、電車には気をつけないと飛行機に乗り遅れそうだな・・・。
Cindraさん

研修が終わってから、研修時が夢のようだったのかと思うほど
以前の習慣に戻ってしまいました。汗
朝少しゆっくりできるという誘惑が
結局夜型へと逆戻りという悪循環になってしまいます。
完全にモチベーションの低下ですね。。
Re: タイトルなし
リベロさん

リベロさんのコメントをいただいてから、実は私も色々と考えさせられました。 スウェーデン人と日本人、似ている所も沢山あるのですが、 やはりこちらでは個人主義色が明らかに強いので、 日本人社会に慣れている私達にとっては、度々「え?」と耳を疑ってしまう光景をよく目にしますね。 私もこれに慣れるのに時間かかりました。今も慣れた、とは言えませんが。。

ただ、リベロさんもおっしゃられているようにこちらでは上下関係、そして現地人、非現地人関係なく、 どの意見もとりあえず聞く、そして議論をするというシステムが徹底している所はスウェーデンならではの特権とも言えますよね。

実は若かれし頃某国留学後、日本で短期間だけのバイト(しかもレンタルビデオ屋さん)ということもあって、 「日本の社会で自己主張したらどうなるんだろう」という実験をしたことがあります。 今思えば、結果の分かりきっていることをして、本当にバカだったなあと反省するばかりなのですが 、自分から自ら体験してみる事で色々と学ぶことは多かったですね。ただ言うまでもなく、見事にかやの外になりました。汗

既に浦島太郎化してしまう前に、 リベロさんのりアルタイムな情報が聞けてとても新鮮です。これからもコメントの方、楽しみにしています。
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プロフィール

kaori 

Author:kaori 
1979年11月生まれ。ピチピチ(お腹と太ももが)の31歳。
2005年7月よりスコーネ在住。

Kenzo: 2008年5月7日生まれ。3歳。

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