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研修2週間が経ちました。

10/22
研修も二週間目が無事に終了しました。これまで主に胸部・腹部・骨などの一般撮影検査は一通り習得しました。病院によって各部の撮影の方法が異なるので、こちらの病院のやり方に慣れるまで少し時間がかかりました。

例えば、手の側面像を撮影する場合、ルンドでは教科書通りそのまま専用板の上に手が側面になるように置けばオーケーだったのに、こちらの病院では全ての指がデジタル画像に収まる事が撮影基準の為、手を側面に置いた後は小指から親指にかけて順々に前斜めに倒すようにしながら撮影します。(説明が難しいですね)。撮影の仕方なども全て各病院の放射線科の医師達によって決められる為、場所によって撮影方法の差異はかなりあるようです。

現在個人的に悪戦苦闘していることといえば、手足、及び膝等の側面や傾斜における骨の関節への入射。少しでも、X線官と部位の角度や位置が正確ではないと関節部分にうまく入射せずに、撮影後に画像で見るとまるで骨と骨が引っ付いた状態になってしまいます。これだと、後で医師による変形性膝関節症の診断が困難になってしまうため、当然のごとく関節の部分がきちんと見えるまで何度でも撮り直し。個人や年齢によっては、既に軟骨がすり減った状態で関節が見えにくい患者さんも多くいるので、それをどこまで最高の状態で撮影できるかが放射線科の看護師の腕の見せ所でもあります。ここまでに達するには、相当の経験と練習を積まなければなりません。

そうそう、患者さんやご家族、そして付き添いの方でよくX線が怖いという方がいらっしゃるのですが、基本的に一般撮影検査の場合はX線官から専用板に向かって放射される約1秒間以外、放射線が周りに散乱したり診察室に残留したりすることはありません。ご家族が患者さん(特に子供)と一緒に診察室に残る場合、部屋の隅の椅子などで待機するのであればは防護服を着用する必要もありません。とはいえ、中には、防護服を着用かつ撮影時には職員と一緒に診察室から出る体制を取っている方もちらほら見かけます。これがまだまだ放射線に対する一般的な認識なのでしょうか。

放射線科内では、医師や看護師だけではなくエンジニアや放射保護を主とするSjukhusfysikerなどが働いていますが、全ての職員には放射線量を計量するための個人線量計と言われるバッジのようなものを着用するように義務付けられています。一ヶ月に一度、Statens stralskyddsinstitutと呼ばれる放射保護の管理局によって測定されます。ちなみに私が前回一学期に行った研修での放射線量の結果はゼロでした。周りのクラスメイトもゼロ。周りの子たちは、逆にがっかりしている様子(!?)ただ、アンギオと呼ばれる血管造影などの場合は、血管に造影材やカテーテルを注入するため、患者さんと一緒に医師や看護師も診察に立ち会うので、防護服は欠かせません。放射量も一般撮影検査よりも受ける量は多くなりますが、基準量ギリギリ又はそれ以上だと管理局からストップが入るようになります。たまに1人だけ何故か放射線量が高い医師がいると、研修生ながら一体どうしたものかと気になってしまいます。

さて、研修期間に入ってから中々ケンゾーと一緒に過ごす時間が少なくなってしまいました。今週末は久しぶりケンゾーを連れて、ちょっとしたイベントに行ってこようと思います。
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プロフィール

kaori 

Author:kaori 
1979年11月生まれ。ピチピチ(お腹と太ももが)の31歳。
2005年7月よりスコーネ在住。

Kenzo: 2008年5月7日生まれ。3歳。

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