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夜勤頑張ってます。

07/03
今日も無事に島を守りきって9日目。毎回コールが多く、ほぼ一晩中のように叫び続け、何か不満があれば「Javla skit hora(このクソ売春婦め)」と罵られても、一通りの介助が終わり、帰り際に彼らから一言「Hej da(さようなら)」と言われるだけで、体中から吹き出るかのような汗と疲れが一気に吹き飛ぶ感覚を久しぶり肌で感じています。(精神棟に入居している数人の方達は大抵の場合、どんなに介助を行ってもノーレスポンスなので、叫び声や挑発以外の言葉を聞けるのはかなり貴重なのです。)といってもこれは精神棟での話で、併設のアルコール認知棟と脳神経棟は穏やかすぎで、逆に時間が経つのがとても遅く感じられるのですが。

夜勤日数も残すところあと6日。これが終われば、日勤スタートまで一週間のお休みです。最初は合間に一週間のお休みを入れなくてもいけるんじゃないかと思っていたのですが...ダメですね、最近では栄養ドリンク2本飲まないと夜勤連続も辛くなってきました。今までまだまだ若い!と気だけで頑張ってきた自分も、今年末にはついに三十路の世界へと突入。どんな30代を送るのか楽しみにしていながらも、自分の体の方もそろそろいたわってあげないと後で無理がたたるようです。といっても私以外の常勤さんは全て50代のベテランさんなので、弱音を吐いている場合でもないのですが。

クラスメイトのうち数名の学生は既に、大学病院にて准看護師さんとしてデビューしているようです。てっきり4学期まで終えてから准看護士さんとして働けると思っていたのですが、放射線看護学科の学生の場合は私が整形外科病棟で5週間行った病院での研修(Somatisk vard)を普通看護学科の学生たちより一足先に行っているので、准看護士さんとして既に働くことも可能なのかもしれません。(ちなみにスウェーデンでは、Komvuxなどで規定されたコース(1年半)を終了する必要はあるものの、准看護士という資格は存在しません。)

施設での夏のアルバイトはスウェーデンの大学生の間でもかなりポピュラーなバイトの一つでもありますが、バイト学生の大半は医療系未経験、唯一の医療行為でもある経管栄養の注入や入居者への薬の配布なども「バイトには任せられない」と常勤の准看護士さんが引き受け、何か提案があっても大抵の場合アルバイトの意見は軽視される場合が多くあります。ただ施設側が一般の代理アルバイトを雇用する場合、当然のことながら責任が発生するわけで、あくまでも病院での業務が異なるだけで、施設のアルバイトに対する制限はけして間違ってはいないのですが。

病院での業務の場合、全ての職員が一定の教育を受け、先輩准看護師に教わりながら基礎的な医療行為や直に看護師たちの仕事ぶりに触れられるので、看護学生たちにとって将来的にもプラスになるのは確かでしょう。自分も正直、ダメモトでも良いから病院でのアルバイトに応募してみても良かったかな~と思ったりもします。

ただ今まで合計3施設でアルバイトしてきたけれど、今回の施設でのアルバイトを通して、今まで見えていなかったことも沢山見えてくるようになりました。施設の入居者さん達の病状的背景には、糖尿病から心不全、心筋梗塞 に動脈血栓症などなど、大学の授業を通して1年間学習した内容が満載。この患者さんの状況には、どのような看護ケアが必要なのか少しずつ自分の頭でも考えられるようになりました。例えば、糖尿病の患者さんで急に攻撃的な状況になった場合は、血糖値が低下していることを予想し、確認のために毛細血管から血糖値を測ってみる。もし極度に低下している場合は、パンなど何か血糖値を上げるものを与え、様子を見てみる。とはいえ、まだまだ何事も素人判断なので自ら行動せずに、常に看護師さんとのコンタクトは欠かせないわけですが、そんなごくごく基礎的なことも大学でのコースが始まる前は全く考えることもなく、ただ入居者さんの状況だけを上に報告するのみでした。

直接的に医療行為に触れる機会がなくとも、入居者さんを通してのさまざまな看護ケアや病気など学ぶことはまだまだ沢山ありそうです。整形外科の病棟での研修の時もそうだったけど、自分にはまだまだこの自発的に看護プランを考えられる能力が絶対的に欠けていると思うので、既に病院で准看護士デビューしているクラスメイトたちと肩を並べようとするより、施設で基本を学び直すことは自分にとって一番適切だったと思っています。

さて今日は次の夜勤の勤務日まで2日のお休み。次回は久々3日間連続勤務なので、それまで十分に体力の補充をしておかなければなりません。
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Comment
Re: 夜勤頑張ってます。
充実したお仕事をされているようですね。
私は元来怠け者なので、たとえ昼間睡眠を取ったとしても、夜勤は絶対無理だと思います。しかも医療の現場、素晴らしいです。

私は実はこの国に来た時点で既に三十路に足を突っ込んでいました。
少し年上の人から、”30代になると無理が出来なくなるよ”って言われていて、このまま仕事をしていったらどうなるのかなあと思っていた頃にここで住むことが決まり、スローライフ開始となったので良かったのかなあと思っています。
Re: 夜勤頑張ってます。
Ernieさん

私も去年の今頃は、別の施設で連続6日夜勤もやったりしましたが、今年は体力に限界を感じています。人間なので、どうしても体力的に疲れが出てしまうと特に分刻みにコールを鳴らす入居者さん達にもついそのような態度が出てしまって、自分の満足の行く仕事が出来ないので、そうした意味でも長期連続勤務は引き受けないようにしています。

夜勤の場合、日勤に比べて休みが多いのですが、休みの日は普通の人と同じ生活をしているので、いきなり夜勤連続3日とかはやはり辛いですね。とりあえず夜勤も残すところわずかなので、頑張ろうと思います。

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プロフィール

kaori 

Author:kaori 
1979年11月生まれ。ピチピチ(お腹と太ももが)の31歳。
2005年7月よりスコーネ在住。

Kenzo: 2008年5月7日生まれ。3歳。

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