Archive | 2009年11月

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スウェーデンで人気のコマーシャル

11/27
スウェーデン在住の方なら既にテレビでご覧になった方も多くいらっしゃると思うのですが、インターネット回線の会社「Comhem」の新しいコマーシャル、Youtubeの有名な素人投稿の動画から選抜して、なかなか笑えます。とはいえ、このコマーシャルを見て、「あ~!」と思い当たったのは2、3つくらいしかありませんが。ネットに詳しいサンボは、全部知っていました。

ブログの方にも、スウェーデンで現在放送されているコマーシャルのオリジナル、そして元の動画との比較のビデオを貼っておきます。

オリジナル


比較
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Mくん、ガンバレ!

11/19
楽しかった研修も終え、先週から再び看護学生達との共通授業が始まっています。授業の方は相変わらず朝の9時から16時までとびっしり入っているものの、腫瘍学や肝臓、パーキンソン病など幅広く又、専門医師による授業も多いのでかなり新鮮で知識にもなりますね。

ちなみに今日は、匿名の患者さんのケースを用いた呼吸器疾患セミナーでした。事前に先生から渡された患者さんの看護記録のコピーを元に、各グループ8~10名、約12グループの編成で患者さんの現在置かれている状況や問題点、そして対策などを話し合います。ちなみに各グループごとに、放射線学科からそれぞれ学生2名が配置されるわけですが、これを放射線科クラス内ではある意味看護学科からの「羽交いじめ」と認識しています。笑

セミナーでは、進行役の先生が1人、そして3つのグループが同時に参加し、事前に各自グループ内で議論した内容をさらに発展する形で3時間ほど患者さんのケースについて意見討論を行っていきます。

個人的にはこの手のセミナーとグループ作業は今まで嫌と言うほどこなしてきた上に、意見がある人は手を上げての方式なので、グループ内での喋り場的フリートークよりは断然に発言し易いです。ただ今回は看護学生全体で26名、そして放射線学生わずか4名(1つのグループは看護学生のみ)。既に10週間の研修を終え、実践的な知識と経験、そして将来の看護師としての意欲に燃えた学生たちと共に議論し合うということは、4週間ひたすらレントゲン撮影と静脈注射や造撮剤の注入等の医療行為をちょこっと行ってきた程度の放射線学生とでは大分差があるような印象を受けました。とはいえセミナー自体は、患者記録をじっくり読んでいれば、特に経験がなくても教科書などで補えるレベル。

ちなみにセミナーでの条件は、全員が発言すること。こういう場では、大人しいと逆に目立ちます。看護学科内の学生にかなりスウェーデン語能力が怪しい?と思われる外国人男性の学生2名おり(国籍はそれぞれ別)、彼らはいつも一緒にいるのでどうやらお互いに勉強などを助け合っている良き仲間のようです。今日はそのうち1人の学生M君が同じセミナーでした。

彼の性格上なのか、それとも議論の流れがイマイチつかめていないのかセミナー中も、彼は発言はおろかずっと下を向いて、ノートに何かを書き留めている様子。とはいえスウェーデン人学生にも、数人ほど発言に参加しない学生はいるのですが、私もそうなんだけど外国人学生の場合だと「発言しない=スウェーデン語がよく分かっていない」と周りから認識されやすく、大人しいとある意味目立つという悪条件が重なってしまいます。

クラスメイトもそんな受け身なMくんの空気を察したのか、セミナーも後半になり、最後のボード書きの学生を誰にしようか決めかねている中、とうとう彼のグループの1人のママさん学生が言ってしまった言葉....

「ほらMくん, Upp och hoppa nu!!(今こそ、立ち上がれ!)」

この瞬間、クラス全体から笑いのざわめきが流れ、M君は顔を赤らめ、予期もしなかった状況にかなり困惑している様子でした。(最終的にスウェーデン人学生がボート書きをしてくれることになりました。)

この光景を目にした時、3年前のマルメ大学時代の自分がオーバーラップしましたよ。Mくんのようにクラスのみんなの前で個人的に指摘されたことはないけれど、当時はスウェーデンに移住してから1年目での入学ということもあってか、慣れない海外での大学生活、そして何より完全なスウェーデン語能力の不足で、例えばグループ作業などにも全く参加できず、一時はグループ内での提出物にあやうく自分の名前を入れてもらえなさそうになったこともありました。(汗)今では良い語り草となっていますが、当時ほど涙を流したのは後にも先にもなかったかも。

今回無念にも、ママさん学生の思いがけない一言によって、セミナー全体の学生の笑いを誘ってしまったM君。彼女もけしてM君に対して悪気があって言ったわけではないことは確か。でも、だからこそ傷つくことも、私も身を持って体験しています。ただ、こういう辛いシチュエーションに立たされた時こそ人は成長するのも確か。

私もマルメ大学や老人ホーム時代に徹底的にしごかれたおかげで、いつの間にか人前で発言することに対しての恥じらいが消えました。元々日本にいた時もクラスの前で発言なんてあり得なかったから、元々得意ではなかった分野を得意とまでいかなくても自分のモノにしていかなければならないことにかなり時間を要しました。今でも、議論を先導するほどの発言などあり得ませんが、自分の考えが頭の中に浮かんだ時は自然と言葉にして表現することが出来るようになりました。こればかりはとにかく実践的な場をこなしていくしかないですね。

さて、あと3週間後には既にテスト。今回は全て選択マーク式で学生の多くに一時の安堵感を与えてくれたわけですが(学生の中には、マーク式は大学レベルではないという意見もあります)、私の場合こうした選択問題で勘で当たったということは一度もないので、試験対策は通常の記述式方法と何ら変わりありません。

また気合い入れます。

"マッテさんも、気合いを入れているようなので、
ブログ史上初、僕もちょっとここでセクシーサービスしちゃいますよ~"

招かざる客

11/07
丁度今から一ヶ月程前に、アパートの下の階に住むカップルから男性名義で一通の苦情の手紙が届きました。

手紙の内容は...

「あなた達の子供が走り回る足音で眠れないから、静かにしてくれ」

とのこと。

私たちのアパートの丁度隣のアパートには、小さな子供を持つ非スウェーデン人家族が住んでいますが、私たちの場合はもちろんサンボと私、そしてKenzoの2人と1匹住まい。

私たちはまずステレオなどで音楽、ましてや自宅カラオケパーティーなどあり得ない一家なので、そうした音関係にも無縁なはずだと強く認識しています。もしかして、「Kenzoの足音と勘違いしてる?」とも思ったのですが、夜の21時以降は大抵Kenzoもソファか寝室のベットでゆっくりと自分の時間を過ごし、朝も私たちが起床する頃までぐっすり寝ています。

また、私たちが学校等用事などでアパートを空けている間も、今までアパート内が荒れたりしている形跡もなく、必ず自分のサークルのベットの中に入って横になっている場合が多いので、お1人様快適パーティライフを送っている様子も見受けられません。

ただ、午前中や昼間に限っては、私たちも生活しなければならないわけで、ある程度の足音が周りに聞こえてしまう事は仕方のない事だと思っています。私たちも、二階に住みながらもあらゆる騒音が聞こえてきますが、ここは所詮学生アパート。壁と壁の厚みもほとんどなく、ここで完璧な環境を求めても仕方ないと自負しています。この苦情相手がパーティを行っている間にこちらに聞こえる騒音も彼らからすれば、恐らく2階に住んでいる私たちには全く聞こえていないと思っているのでしょう。

最初に苦情の手紙をもらった際に、返事を書こうとも思ったのですが、サンボと2人で話し合った結果、こういう内容の場合、相手にどんな内容の返事を書いても逆に否定的に取られる可能性もあるということ。そして、私たちの生活行動に云々言われる覚えは全くないわけで、弁明する必要もないと判断。所謂「無視」することに。

それから約一ヶ月後の今日、今度は手紙ではなくついにご本人様ご登場ということに...

午後16時頃に玄関のベルが鳴り、嫌な予感がしつつもドアを開けると何と例の住人と思われる非スウェーデン人男性でした。対応に出てくれたサンボを見るなり、ものすごい剣幕、しかも英語で....

「すいません、一体あなた達何人子供いるんですか??2人くらいの子供が交互にバタバタと掛け回っていてうるさいんです。」

とまくし立ててきました。

普段からほとんど喜怒哀楽を見せないサンボ、この時も冷静に...

「隣のアパートの家族には子供さんがいますが、うちには子供はいません。犬一匹だけです」

とうちの生活形態なども含めた内容を簡単に説明。

するとこの男性、急に真っ赤な顔で「I'm sorry~!!!」と言って何度も謝ってアパートから即座に去って行きました。

何だ、どうやら悪い人ではなかったらしい。

しかも、男性の彼女はスウェーデン人女性に関わらず(苦情の手紙はスウェーデン語だった)、彼女を表には一切出さずにあくまでも男性名義で相手に苦情の手紙や文句を言いに行くなんて(こちらは飛んだ迷惑だったけど)なかなか男らしいねえ、と感心しつつも...

まだ16時の段階で足音だけでうるさいってちょっと学生アパートに理想持ちすぎてないですか?恐らく、今後彼は私たちの隣のアパートに行って交渉すると思うけれど、夜中や早朝の騒音、又は大音量の音楽でもないのに、たかだか昼間に7、8歳くらいの子供のかけ回る足音に目くじら立てて注意するのは、何か大人としてどうなんだろう。

そして何より、子供を持つ家族も含め、ペットなどもアパートの住民として許可されているわけだから、最低限のルールを守ること(夜20時以降~朝9時頃までは静かにする、夜にパーティーを行う場合はその旨の知らせを掲示板などに貼るなど)で、ある程度の騒音はお互い様として認め合うことで共存するしかないのでは?と思っています。

なかなか、アパートの隣人問題は難しいですね。

ただとりあえず、Kenzoの罪ほろぼしが少しでも出来て良かったです。
やっぱり、最初の苦情の手紙をもらった時点で返事を出しておけば良かったのかな~と少し反省。

"みなさん、今日うちのお父ちゃんが子持ちパパに間違えられたよ~!!"


"僕もたかがパグ、されどパグ、一応モラルというものはあります!"




"最後に、日本在住の友人からいただいたパグのストラップ。可愛い~!!"

研修無事に終了。そして考える。

11/06
今週の木曜日に無事、研修を終了しました。これで朝5時起床生活も、同時に終了です。普段、学校がある時はブログではとても胸を張っては言えないほどの時間帯に起きていて(とはいえ、授業時間に間に合う程度にですが)、研修地がエンゲルホルムになった時はとうとう天罰が下ったかと思いましたが、最近では朝の早い時間帯の生活にも体が慣れてきました。

ただやはり研修最終日、特に指導看護士さん達に別れのあいさつをする時は胸にこみ上げるものがありますね。1人の指導看護士さんが既に目が潤んでいて、こちらまで涙腺が緩んでしまいそうになりましたが、基本的にテレビや映画の感動場面でも「これは試されているだけ。ここで泣いたら負け。」という所謂どこか屈折した性格のために(?)、最後は精一杯のハグと笑顔で別れを告げることが出来ました。

というわけで木曜日は研修最終日だったものの、既に火曜日には研修担当の看護師さんと指導看護士さんとの間で行われる最終審査を終えていました。ここで意外にも評価された事と言えば、電車遅延時の研修先への電話連絡。ルンド-エンゲルホルム間はそれなりに電車は通っているものの、多少の遅延は朝飯前、急遽何らかの理由で(乗車員も、何故かその理由は言わない)途中駅で電車の運行がキャンセルになることもしばしば。

そうした電車遅延の場合は、分かった時点ですぐに研修先に電話にて遅れる旨を連絡。日本であればこんな常識的なことをけして褒められたものでもないのですが、研修先では他の研修生達、そして若い医師など遅延の場合でも、特に連絡を入れずにそのまま通学、通勤するケースが多いようです。確かもう1人の研修生のAちゃんも、研修最初の週に2日連続遅刻してしまい、彼女の担当看護士さんが私の研修ラボまでやって来て「Aはどうしたの?」って聞きにきてたっけ。

もちろん、職員と研修生では立場が違うわけで、研修生の中には正当な理由があれば、特に連絡をしなくても遅延は認められると思っているのかもしれないけれど、私はいかなる場面でも日本式のモラルを大切にしています。

中には、年齢に関係なく自分よりも立場や目上の人に対しても構わずに自己主張を行い、意見を交わし合う光景もこちらでは頻繁に見かけます。たまに端から見ると、このまま喧嘩になってしまうのではないの?と思ってしまうことも、ここでは自己主張も平等な権利の一つと見なされているわけですが。。。

先日研修に関するセミナーにて1人のクラスメイトが、ある先生のアドバイスに対して、「何十年と働いていて経験のある看護師さんに、私みたいな学生がそんなこと言った所で効果はない」とかなり強い態度で出ていて、その後も彼女なりの持論を白熱させ、先生も困った表情をしていました。日本人が持つ先生、生徒間のモラルに馴染み深い私には(もちろん、個人差はありますが)、ちょっと一言「担当看護士さんと話し合ってみます」と言っとけば良いもののとついつい冷めた目線で見てしまいがちです。

スウェーデンの大学生活、特にディスカッションの場において自分の考えを言葉にして述べるということはとても大切なことですが、ここでは所謂気心知れる友達同士の会話とは別物であり、とにかく相手の考えををねじ伏せるまであらゆる方面から言いたい放題の自己主張は個人的につい避けたいなあと思ってしまいます。(フランス式の議論に近いですが、個人的にはかなり苦手です。)実際に、自己主張と自己主張とが湾曲し合って結局悪循環になってしまい、最終的にディスカッションの中から何かを学び取るというより、単に個人の自己満足だったのかと疑ってしまう状況もよく見かけます。

日本にいた頃よりも今は、周りの目を全く気にすることなく自分の考えなどをどんどん表に出せるという素晴らしい機会に恵まれ、又スウェーデン語も以前よりは大分理解できるようになりました。とはいえスウェーデン語はあくまでもコミュニケーション上でのツールであり、私自身はこれからも日本人であることは変わらないわけで、変に新しい習慣を取り込み、自分を変えることだけは絶対にしたくないなあと思っています。実際にエンゲルホルムでも、腰を低くしながら研修に臨んでいましたが、最終審査ではそれがかなり高く評価されたように思います。

さて来週からは、久しぶり普通科の看護師学科の学生たちとの共通授業です。学校のスケジュールを見る限り、毎日かなりインテンシブに授業が設けられているようです。ちなみに学校最終日は、12月22日。始業日は1月4日となっています。

看護師学科正直、一息つく間もありません。
プロフィール

kaori 

Author:kaori 
1979年11月生まれ。ピチピチ(お腹と太ももが)の31歳。
2005年7月よりスコーネ在住。

Kenzo: 2008年5月7日生まれ。3歳。

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