Archive | 2008年12月

スポンサーサイト

--/--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

クリスマス

12/25
毎年行われている相方の実家でのクリスマスが何とか終わりました。



スウェーデンでのクリスマスは子供たち中心なのですが、とにかく沢山プレゼントをもらうのが習慣のようで、少しずつ子供たちの中で「もらって当たり前」という感覚になり、つまらないと思ったものは即座にソファや床に投げつけ、次のプレゼントを開けようとします。

周りの人は彼らの行動に対して何も言わないのですが、これも習慣の違いなのですかね。
日本の習慣で育ってきた私には、未だにこの風景には慣れません。

クリスマスに参加する以上は暗黙の了解のごとく、必ず参加者全員に対してプレゼントを買わなければならないわけですが、子供たちは当然沢山プレゼントをもらうので、彼らのお目金にかかるのはなかなか難しい。

私たちカップルは今のところ、苦学生なわけですが、それでもなるべく恥のないようにと色々と考え、いくつかプレゼントを購入して行きました。

私がプレゼントに選んだ、数ある中の一つのキューブのおもちゃ。上の子が壁に投げたせいで、一瞬で無惨に飛び散りました。175krとはいえ、お金を稼ぐということは簡単なことじゃないんだよ~。。(By おばちゃん)


今回のクリスマスで悲しかった事がもう一つ。

元々、相方の小さな妹たち(7歳と8歳)には例えば「svart manniska(黒人)」と呼ばずに「ニガー」という言葉を使うなど人種的な差別意識がありましたが、今回は更にそれが悪化していました。何と、私を喜ばせるために(と信じたい)歌を歌ってくれたのですがその内容が...

Mamma ar japan (ママは日本人)
Pappa ar svensk (パパはスウェーデン人)
Stackars lilla barn (子供が可哀想)

と誰でも理解できるような簡単な歌詞で、思い切り私の胸をグサっと一突きしてくれました。それを聞いていた相方の母も、大笑い。「生まれてくる子は、相方とKaoriのBlandningだし、チャイニーズみたいな子にならないでしょ~」とわけの分からないことを言っていました。

子供達に「どうして可哀想なの?」と聞くと、「チャイニーズとの子はきっと目はすごく細くて、髪だけは金髪だから」だそうです。この時点で、日本と中国が既にごっちゃになっていました。

スウェーデンでは以前、幼稚園などでも研修をさせてもらってある程度スウェーデンの田舎の子供達を見てきましたが、こういうタイプの子たちには今まで会ったことがなかったので、どう対処したら良いのか分かりませんでした。

この子たちの父親(相方の義理)が元々ラシストなので、彼の影響を大きく受けていると思います。

昨日夜勤のバイトの時、スウェーデン人の同じ年くらいの女性と働いたのですが、この出来事を話すと彼女は即座に「Det ar INTE OKEJ!」と自分のことのように怒ってくれました。こんなことをぺらぺらと人に話すのもどうかと思ったのですが、たまに自分がこの状況で他人の子供たちに叱ることが本当に適切なのか、直接的な母親が笑っている様子を見ていると時々自分の感覚が分からなくなる時があるのです。

彼女は、「とにかく一度ちゃんとあなたが傷ついていることを話した方がいいわ。自分で無理だったら、あなたのパートナーにちゃんと言ってもらうことが必要だと思う」と助言をしてくれました。

というわけで、早速相方にも彼らの言葉に対して傷ついたということを伝えてもらったわけですが、母親は子供たちにも注意をしておくとのことでした。

世界がどんどん国際化に向けて進んでいるというのに、既に自分の目で見もせずに親からそうした人種に対しての差別意識を受けてしまっている子供たちが一番可哀想でなりません。

家が一番!(By Kenzo)



スポンサーサイト

久しぶり学校

12/22
今日は、久しぶり看護セミナーでの口頭発表のため登校しました。
セミナーでは、それぞれ2-3人の学生グループごとに研修地先の入居者さん達の中から1人を選び、それぞれ入居者ジャーナル及び入居者さんの病状や状況に見合った内容の記事についてのまとめ、口頭にて発表するというものでした。私の担当は、グループ友が選んだ患者さんの病状に見合った記事を探し、まとめることになりました。

ちなみに私が選んだ記事は、認知症患者さんに向けた「ロボットテラピー」です。記事元はもちろん日本。3時間ほどのセミナーで5組のグループが発表する中、ありふれた記事よりも何か面白そうなテーマの記事はないものか、と色々と検索していたらたまたま見つかりました。

先生に提出する用のレポートを書き上げた後、口頭発表のため、なるべく下を向いて記事ばかりに目線が行かないように、また所々アドリブも出来るようにと重要な内容のものをインプットしながら口に出して練習して行きました。

当日さぞ皆さん、紙を見なくてもスラスラ言えるんだろうと思っていたら結局、みんな下を向いて各自が書いた文章を読み上げるのみでした。とりあえず周りの反応を見て私も、無理に暗記した文章を口に出そうとはせずに紙を見ながら所々先生や他の生徒に目線を送る形で読み上げました。

結果は合格。

とはいえ、皆さんが合格をもらっていました。

セミナー後は、研修地へ直行。

本来、私のインストラクターであるドイツ人の看護師さんは、良い意味でいい加減なので「クリスマスや年始年末もある、別に91時間消化しなくても良いわよ~。」と言っていました。彼女と一緒に研修することはほとんどないので、基本的に私が来たい時に来て、研修したい棟を勝手に回らせてもらっています。

と同時に、その日の研修の後に棟の職員にサインでも書いてもらわない限り、インストラクターの彼女も私がいつ何時間研修したのかが把握出来ません。というわけで自分でせっせと予定表を作り、研修が終わった後必ず、お世話になった職員さん1人にサインとしてもらっています。それでも彼女は、「ああ、気にしないから、別に棟の職員からいちいちサインもらわなくてもいいのに~」と笑っていました。

まあ、准看護師さんに混じっての老人ホームでの研修に限っては時間よりクオリティーな気もしますが。でも、認知症病棟は大好きなので93時間は消化するつもりです。大金はたいて(?)、一ヶ月定期も買ったしね。。老人ホームでの研修、特別新しく習うことはないとはいえ、入居者さんが違えばやはり色々と勉強になることが多いです。

明日は相方の実家に帰省しますが、クリスマスイブは久しぶりルンドのホームで夜勤です。最近は忙しくて前のように毎週のようにバイトということも出来なくなってしまったけれど、たまにこうしてバイトするのも良い息抜きになりますね。幽霊バイト職員になりそうだけど、一応このまま登録しておくことにします。

それでは後ほど、クリスマスの様子などもブログの方に書きたいと思います!

IDOLのKevinさん

12/18
先週、今年のIDOL優勝者が決定しました。

IDOLと言えば、地方オーディションまでが一番面白いのですが、現在ではこの地方オーディション形式も「いじめの原因になる」と問題視されています。実際に、オーディション参加者複数が学校やネットなどで嫌がらせや言葉の暴力に遭っており、家族や友人たちも若者たちに安易に参加を浴すような言葉をかけないようにと注意が出ています。

さてさて、今年のIDOLは優勝決定番組を見るまでほとんどの参加者の名前と顔が全く一致しなかったわけですが、優勝者はマルタ出身、スウェーデン語を勉強中というKevinという男性に決定したようです。

ちなみに彼は元々自国では歌手で、彼女のためにスウェーデンにやって来たそうですが、スウェーデン滞在歴はまだ1年だそうです。というか1年間の割に、スウェーデン語うますぎませんか?



というか、私よりもずっと発音いいよ、Kevin!
歌手ってやっぱり音感が良いのかな~と思う今日この頃です。

関係ないけど歌手の平原綾香さんの英語も、すごくきれいだな~と思います。


特別な音感のない私はスウェーデン人のような発音に近付けるのは難しいけれど、相手にも通じる発音で頑張ろうと思います。その為にはなるべく正しい発音を身につけないといけませんね。

散々なテスト

12/17
先週、前回の老人病のテストが帰ってきました。
何と...学生数の半分以上が落ちました。合格者のほとんども、合格点よりもギリギリとのことで、先週末に全ての学生向けに異例のテスト全問の復習会が行われました。ちなみに私は、ギリッギリで何とかなりました!

多数の学生たちが、責任者である先生たちに抗議のメールを送ったとのことで、追試の際には少しはまともな試験になるかもしれません。

ただ、テスト内容自体は全て授業範囲だったんですよ。多くの学生たちが過去の試験問題から推測し、対策方法を間違えて勉強したと思われます。しかし確かに今回のテストは、あまりにも期待を裏切るような問題が多すぎたかもしれません。

テストの一部を公開...以下は望みを捨てた学生たちが書いた答えです。

(1) 成人の大人に比べて、年配者は一日どれくらいのエネルギーが必要でしょう?

人それぞれでしょ。

(2)現在60歳のAさんは、40歳の時に比べて何センチ背が低くなったでしょう?

それを知っていて何か役に立つんですかい。

(3)認知症の患者さんがよりよく食事をする為には、テーブルにはどんな工夫をしたら良いでしょう?

準看護士さんに聞いてください。

(4)さあ、あなたはついに認知症病棟で看護師として働くことになりました!これから夏のバイトを行う若者たちのために、認知症患者さんと適切な応対について、理由を用いながら説明しなければなりません。何故、理由を用いて説明することが重視されるのか説明しなさい。

無資格無知識の高校生がこずかい稼ぎのために、人の命を預かる施設でバイトする方が問題ありますよ。

と、こんな感じの問題ばかりが続き結局、過去さんざん出題されていたさまざまな病状などについての問題は数問のみでした。

確かに大学になると、教科書何ページから何ページとか的確な範囲がなく、その間にもグループ作業などが立て込んでいて時間に終われ、正直自分で山を張るしかないわけだけれど、今回はあまりにも多くの学生の憤慨を買ってしまったテストだったような気がします。

人生、山あり谷あり...

精神病棟での研修

12/16
研修もそろそろ中盤を迎えました。ちなみに今日は、初めて精神病棟で「研修」でした。といっても、研修終了時間までの7時間、ひたすらソファでテレビを見るか、カフェを飲むか、職員とローカルな話をするかで終わり。掃除でもしようかな~と思ったのですが、清掃員が掃除に入っていたので、昼食の後の床をほうきでぱぱぱっと掃くのみ。

ちなみに職員は朝1名夜1名の1名体制で入居者さんは6人なのですが、定期的に部屋から出てくる人は1名のみ。他の入居者さんたちは、誰にも自分の時間を邪魔されたくないため、食事も全て自分の部屋で済ませます。トイレ介助なども必要なく、アラームもほとんどならないので、そうしたことを考えると確かに職員1名体制でも運営できないことはないかもしれません。

しかし、中にはちょっとしたことでも、暴力に繋がる事も多々あるために入居者さんとの対応は特に慎重になります。実際に今日一緒に研修に回った職員さんも、「この傷、先週の土曜日に出来たのよ」と首に大きく真っ赤なひっかかれた傷跡を見せてくれました。ちなみに1人の女性入居者さんとシャワーのことがきっかけで、つかみ合いになったそうです。急遽別の病棟から職員さんがヘルプに来てくれたために、一大事にはならなかったとか。

今回とりあえず精神病棟での研修は2日間の研修を持って終了し、後の研修は一般介護施設と認知症専用施設に絞ろうと思っています。というのも、精神病棟での研修は何よりも専門的な知識が必要だと思ったからです。学校では主に老人病について学びましたが、精神病については全くの無知識だったりします。無知識のまま患者さんと接することは相手にも自分に対しても、危険であり、不適切な対応しか出来ないのではないかと思いました。

ただ研修を通して、どんな感じなのか垣間見れたことはとても良い経験でした。入居者さんの大半は若く、中には30代という人も2人くらいいました。自分と10歳くらいしか変わらない入居者さんと出会い正直、とても強い印象が残っています。 

ちなみに、お気に入りの研修場所はやはり認知症専用施設でしょう。バイト先では認知症の入居者さんがいないので、とても新鮮で研修にもやりがいを感じます。認知症の入居者さんと接している時、話の内容から個人個人の性格が出ていて、いつも笑顔をもらうことが多いです。

1人、名前を明かせば誰もが知っているスウェーデンの大会社の社長さんGさんがいらっしゃるのですが、彼は背も高く、顔つきも年を取った今でもハンサム。(昔の写真を見ると、ジェームズ、ディーンにすごく似ています)若い頃は恐らく、とてもモテたのだろうな~と察するのですが、以前午後のカフェで私がGさんに新聞を読んであげた時のこと。

それまでじっと聞いていたGさんはいきなり椅子から立ち上がり、一言。

「それでは、今日はほんとうにありがとうございました。
僕は今から自分の部屋に帰って、寝ようと思います。
そして明日は、君の部屋で寝ようと思います。
おやすみなさい。」

それを聞いた他の職員さんたちも、「そんなこと奥さんが聞いたら、どんな気持ちになるだろうね~」と冷やかしていましたが、Gさんの一言一言にユーモアたっぷりなところは恐らく彼の元々の性格なのでしょう。

初回では早く研修を終わらせたい!とひたすら思っていたのですが、後々になって「あ~もうちょっと研修したいな~」と思うようになるのでしょう。さすが、エスレブだかスコーネだかの老人特別施設トップに輝いた研修地だけあって、バイト先よりもかなり質が異なります。代理職員として登録しても良いのだけれど、場所がエスレブというのがやはり欠点。往復の交通費でバイト代一時間の半分が消えるは、やはり辛いですね。。。

老人ホームで研修中

12/12
現在、老人ホームにて研修中です。
インストラクターの看護師の方はペーパーワークや電話の対応で忙しいために、一緒に研修することはなく、准看護士や臨時職員たちと研修しています。というわけで、責任者であるインスタクラーの方が後で私が一緒に研修させてもらった職員たちに私の研修様子などを聞いて回って終了のようです。

私はここのホームでは「研修の身」なので、特にリフトを使う場合などや入居者さんのベットでの介助などの時には何か手を貸すことはなくまた、既に二人の職員で介助するために私は後ろで見てるだけです。しかも、放射線科と違って、介助中は質問があっても私語厳禁、プラス入居者さんの中には知らない者がじーっと見ているのを快く思わない人もいるので、なるべく入居者さんに見えないように隠れています。

自分が実際に働いている分、質問というより例えば「ここをこうした方が良いのではないか」などの点が色々と頭に浮かんでくるわけですが、初日にちょこっとそのことを臨時職員に話したら自分のやり方を指摘されたようで気分が悪かったらしく、急に怒り出したので疑問点があってもなるべく控えるようにしています。でも、「トイレ介助の時はビニール手袋使うよなあ~」とかリフト使う時は「ベット全体を上げた方が職員の腰にも負担がかからなくて良いのになあ~」とか誰でも思いつくことなのですがね。。

というわけで研修という名の元に、潔く掃除に回っています。
まあ、掃除も入居者さんや職員の衛生面を守る意味で一番大切ですからね。
自分が働いている分、大体相手が何をして欲しいのか分かっているのでその点では結構楽だったりしています。というわけで、入居者さんのシャワーやシーツ替え、部屋の掃除に共同キッチンの掃除、職員たちがベットで入居者さんの介助を行っている時はゴミ箱の入れ替えやペーパーの補助などなどが今のところ主な研修になっています。職員さん達からは、「Vilken service!」って言われましたよ。(笑)掃除以外にも入居者さんともゲームをしたり、食事やトイレの介助をさせてもらったりしているのですがね。

今週は、老人、障害者専用そして認知症専用の棟をそれぞれ回ったので、来週は精神病者専用の棟になり、入居者さんも若干若めなそうで、少し研修の仕方も変わってくるかもしれませんね。

とりあえず今は早く、91時間を消化したいです。(ちなみに本来は93時間なのですが、2時間セミナーがあるので研修実習自体は91時間なのです)ただ、今週始まったばかりなのでまだ結構時間があるので、自分なりにプランを作ってこの研修時間を楽しむしかないと思っています。

久しぶりバイトでした。

12/07
今週末は久しぶり老人ホームでバイトでした。
久しぶりなせいか、まるでジムにでも行ったかのように汗びっしょりになりました。

さて今日は、ちなみにちょっとしたハプニングがあったせいでいつもより仕事量が大幅に増えました。老人ホームでの仕事は通常、朝は3人、夜は2人体制で行うのですが、週末は2人。シャワーはないとはいえ、2人で14人の入居者さんの介助を行うのはけして楽とはいえません。しかも、2人のうち1人が体を動かすことに熱心でないと、どうしてももう1人の方に身体的な重圧がかかってきます。でも、それはホームの方針だから仕方がないこと。

とはいえ、今日はまたあの入居者さんのシャワーお断りBさんが、予期せぬ行動を起こしてくれたために仕事にかなりの乱れが出てしまいました。というのも、何とBさん...

仕事場から4時間消えてしまったのです。

今日はBさんは、朝7時から夜20時までの勤務。そしてベテランの常勤Aさんも、Bさんと同様朝7時から始まり、夜17時までの勤務でした。私は12時からの勤務だったのですが、仕事場に行くとAさんが朝10時から1人で働いているとのこと。Bさんは、何やら会議(ホームとは関係ない)があるとのことで出かけなければならず、仕事場には1時間半で戻ってくるとのことでした。しかし、私が12時に仕事場に行った時点で、まだBさんの姿はありませんでした。

その時点でAさんは汗びっしょり。途中、Aさんが休憩に入っている間に下の階で働いているBさんの妻Eさんが手伝いに自分の休憩を使って、わざわざ2階まで来てくれました。ちなみにEさんはとても親切で働き者。Bさんがいない間、私が1人にならないように手助けをしてくれました。

Aさんが休憩から戻り、妻のEさんに真相を確かめたところ、何とBさんは表向きは会議と言いつつ、実は...

チェスゲームを楽しんでいるとのこと。

「いつもなら、1時間半くらいで戻るんだけど」と妻のEさんが心配気に外を眺めていました。

それを聞いたAさんと私は唖然。何の会議が知らないけど大体プライベートを大切にするスウェーデンで、日曜日に会議するなんてどう考えてもおかしい。チェスゲームをしたいならしたいで良いから、何故仕事を入れるんだろう。と言うより、何故嘘をつくのだろう。

Aさんと私は、彼が会議と偽り、仕事を抜け出してまでチェスゲームを楽しんでいる事に対して憤慨するよりも、だんだんと彼は可哀想な人ではないのか、と思うようになってきました。とても45歳のいい大人が普通に出来ることではないと思うのです。彼は、どこか心の病気なのではないか、と思い始めるようになりました。

しばらくして14時を過ぎたころ、やっとBさんが仕事場に戻ってきました。Bさんに心の病気があるかもしれないとは言え、チームを大幅に乱した事に対してベテランのAさんはBさんに対して「もう二度とこういうことがないように」と強く怒りました。それに対して、妻のEさんにチェスのことをバラされたとは知らないBさんはまだ「会議が長引いて...」と悲しい言い訳をしながら、ヘラヘラと笑っていました。

Aさんが17時で勤務が終了し、それからはBさんと私の二人で午後を引き継いだわけですが、Bさんは急に「私も妻も休憩を取っていない」と不満を言い出しました。通常朝7時~夜20時の勤務の場合、13時~16時の3時間の休憩が義務付けされていますが、何の理由であれ早朝に4時間も仕事場を開けたBさんに休憩の時間なんか当然あるわけないのです。

私はあまり感情的にならないようにと、Bさんが4時間外に出ていたこと理由に今回は休憩がなかったのは仕方がないものと思った方が良いと説明しました。。

何故だか週末によくBさんと仕事が当たるなあ~と思っていたら、その理由が最近何となく分かってきました。

誰も彼と働きたくないんだ...

彼は入居者さんのシャワーはお断りだし、仕事しないもんね。でも彼と一緒に働いてる方は時間通りに帰りたいし、「あれしろ、これしろ」と言い争うのも面倒だから仕方なく走り回るハメになる。

仕事のテンポの早さが求められるホームでの業務では、残念ながら座ってゆっくりと入居者さんとたわいもない話をしている時間などほとんどありません。入居者さんも大切だけれど、職員もそれぞれに生活がある。私も申し訳ないけれど、バイトごときで無料の残業は絶対にしたくない。「遅い」「仕事をしない」と言われてしまう職員は、どうしても1人1人の入居者さんとの時間を楽しむことに重点を置いてしまっている人が多いため、仕事をなるべく早く進めたい職員との間で衝突になりやすかったりします。

Bさんの場合も、1人1人の入居者さんとの時間を楽しむ、また自分のプライベートを大切にし過ぎることでチーム体制を乱すことになってしまうのです。

来週ベテランAさんが階のリーダーに報告してくれるということで、Bさんもこれからは他の職員に負担や迷惑をかけないような行動を取ってくれると願っています。

とりあえず、今週の研修終了

12/05
今日でとりあえず、放射線科での研修は無事に終わりました。
来月の2週目に別の棟で再び4日間の研修がありますが、個人的にはせっかく色々と覚えたのだからそのまま続けて4日間研修を続けたいところが本音でもあります。

大学病院の職員のほぼ全員がルンド大出身なのですが、彼らの話によると2005年以前は老人ホームでの研修はカリキュラムに組み込まれていなかったそうです。ただ、多くの患者さんから看護師なのに基本的な患者さんへの対応や看護が出来ていないと苦情があったため、急遽老人ホームでの研修がカリキュラムに導入されたようです。

でも、放射線科の看護師さんの場合、仕事内容自体は看護師というより放射線技師と言った方が近いので、正直自分が看護師であるという認識は忘れてしまいます。ただ、看護の世界に一度も足を踏み入れたことがない学生たちにとって、老人ホームでの研修は確かに有益と言えるかもしれません。患者さんでも、棟によっては(特に救急外来の場合)、お年寄りばかりということもあるし、准看護士さんもほとんどいません。

さて、今日の研修は主に足、膝、腰などの下半身の部分の撮影でした。学校ではとりあえず習ったものの、今まで上半身の撮影しか実際に経験したことがなかったので、今日はインストラクターの男性職員の指示の元、撮影をしました。といってもまだ1学期目ということで、実際に撮影させてもらったのは特別な機械や撮影方法の要らない、基礎的な撮影ばかりでした。そういえば途中で別の職員と一緒に小児病棟の乳児無菌室にも行って、胸全体の撮影にも行ってきました。もちろん私は、見てるだけでしたが。。。

普段、老人ホームでの仕事風景になれている私としては、放射線科での研修はすごく新鮮でした。一緒に研修している以前准看護師だったというママさん学生であるCさんも、例えば老人ホーム内でありがちな他の職員に対しての不満やストレス(誰それがなまけているだの、あの上司はどうだの)が放射線科ではほとんど見られないというの非常に特徴的だと言っていました。(もちろん、チームで組む職業にはそういうストレスはつきものなのですが)実際に放射線看護師達も、確かには他の科に比べてそういったストレスがあまりないも利点なのかもしないとのこと。

確かに放射線科での撮影の仕事は基本的に1人、予約の患者さんが来なければコーヒーか椅子に座って他の職員とたわいもない話。ゲラゲラ笑っていても、誰も怒らない。。科の医師たちも、特別な処置が必要な場合以外診察には出ずに、常に暗い部屋でひたすら写真とにらめっこ。毎日8時間の研修だったけれど、「体力的」な疲労感を感じませんでした。(もちろん、正職員と研修生とでは仕事量も異なるのですが)そのせいか毎日、研修時間が過ぎても粘って色んな患者さんの撮影の補助をさせてもらいました。

とりあえず、1月の研修をよりスムーズに終えるために今からAnatomiの勉強を少しずつ取りかかろうと思います。研修に関しては、来週からは老人ホームで研修が始まるので頭を切り替えなくてはなりません。研修地は、精神病患者専用の棟や認知症専用の棟もあるのでけしていつもバイトしている普通の老人ホームだけではなく、色々と棟を回りながらの研修となりそうです。

研修、何とかやってます。

12/03
月曜日から、放射線科で研修が始まっています。
明日でとりあえず、放射線科の研修は終了。老人ホームで3週間研修を終えた後に、再び放射線科にて別の階で4日間の研修が始まります。

明日からインストラクターの看護師さんが休暇になるので、とりあえず今日は学生たちの全体的な研修の様子などについて話し合いがありました。私は同じクラスの生徒さん1人と一緒に同じ診査室で研修を組んでいるのですが、基本的に交替で患者さんの撮影を行っています。

インストラクターの先生からは、「あなた達はとてもDuktigaだわ!」とお褒めのお言葉をいただきました。(もう1人の研修生は本当にDuktig!なんだけど。。)

とりあえず、今週の研修は合格をいただけそうです。

しかし、個人的に

「でも、Kaoriはとても緊張している様子だから、もう少しリラックスした方がいいわ。そして、もうちょっと話すスピードを落とした方がいいわね。お年寄りの患者さんが来た時に、聞き取りにくかもしれないから」

とのアドバイス(ご注意?)を受けました。
といいつつ、とりあえずどの患者さんからも「Vad sa du?(何?)」と聞き直しされなかったのですが。。(虚しい言い訳!?)

外国人の学生が現地で研修する場合、現地人学生が通ることはないであろう、言葉の問題も重要な審査の内に入ります。医療関係で働く場合、現地の言葉が出来ることは必要不可欠なので、言語能力が不十分と判断された場合は、不合格、もしくはもう一度研修し直さなければなりません。テストが不合格の場合、何度でも追試が受けられますが、研修の場合は大学の授業のカリキュラムや研修先の都合でいつでも研修し直せるというわけではありません。

最悪の場合には再研修のため次の学期に進めない場合もあるので、職業系の学科の場合は入る前に十分に語学力(特にコミュニケーション)をつけるだけつけておいた方が安心でしょう。

とはいえ、例えばスコーネのアクセントに慣れてない外国人が研修する場合、けして本人のスウェーデン語能力が問題だけではない気がするのですがね。ただ、皆さん自分の言っていることを相手に分かってもらいたいわけで、例えば、こてこてのKlippan当たりのスコーネ弁のおじいさんの言っていることがちょっとでも分からないと、相手の訛りというよりもこっちが外国人だ、と言う先入観で、「こら~!お前、スウェーデン語分からんのか~!」と怒鳴れることもあるんだけど。

まあ、レントゲンに来る患者さんは見た目は健康な人が多いから特に聞き取りの面では、それほど苦労しないのですが。

さて話は代わり、写真撮影の方ですがとても楽しく行っています。 
主に手、手首、胸、肩や首の撮影をもう1人の学生と交替で行っていますが、全ての設置を行った後にインストラクターの先生に確認をしてもらいます。今日からは特にインストラクターの先生からの確認がなくても、そのまま撮影、保存を行いました。これ後でお医者さんが見るんだよな~と思うと少々緊張しますが、まあ、撮影者は学生だから文句は言えないでしょう。

ちなみに研修前、大学の先生から困った患者さんの例としても上げられていた、やたら看護師の出身校を気にする患者さんに数人会いました。スウェーデン人は日本人ほど学歴にこだわる人は少ないだろうと思いきや、こういう人はどこにでも存在するようです。今日も実際に、1人やたらスウェーデン全国の大学の看護学科に詳しい偏差値おじさんがあの大学は良いだのダメだのと語りを入れてくれました。ストックホルムからスコーネまで網羅しているところがタダ者ではなさそうです。

と随分話が反れてしまいましたが、明日で研修が終了なのでとりあえず無事に終わって欲しいです。明日は足や膝の撮影も行うとのこと。まだ一度も撮影したことないので、少し不安でもあります。

そして今週末は久しぶりの老人ホームでもアルバイト。体力勝負が待っています。。
プロフィール

kaori 

Author:kaori 
1979年11月生まれ。ピチピチ(お腹と太ももが)の31歳。
2005年7月よりスコーネ在住。

Kenzo: 2008年5月7日生まれ。3歳。

カレンダー
11 | 2008/12 | 01
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
月別アーカイブ
カテゴリー
最近の記事
最新コメント
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。