Category | ルンド大学

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卒業しました!

06/05
引っ越しと卒業式が重なり、ブログの更新が少し遅れてしまいましたが、6月3日無事にルンド大学放射線科看護学科を卒業しました!!卒業式は、普通看護学科とも同時に行い、ルンド大学のメイン講堂(universitetsaulan)が、沢山の卒業生とそのご家族で埋め尽くされました。初めて入った講堂の中は、大学が持つ長い歴史と由緒が漂っていて、自分もこの会場に卒業生の一人として参加しているのかと思うと何とも不思議な気持ちになりました。

スウェーデンに来てから3年が経ち、それまで老人ホームなどでアルバイトなどをしていたものの、これから先、異国の地でどうやって生きて行こうか迷った時、大学を卒業すれば、自動的に資格も取れるというスウェーデンの大学システムに惹かれ、とりあえず自分が入れそうなプログラムに応募してみた3年前。

当時、放射線科看護師の就職率がどれくらいのものかは分からなかったけれど、大学を2年終えれば「準看護士」として就職する事も出来るし、放射線科看護師学科がイマイチ自分に合わなくても、卒業後に更に同大学で1年半勉強すれば、普通看護師の資格も取れる、そして何より校舎が自宅から近所というメリットから迷う事なく入学を決めました。

といっても、入学当初はまずクラスに何名の外国人生徒がいるか数えたという肝の小ささ。。今まで理系でも医療系でもない、ちょっと女子大でフランス語を学んだ程度の私が、20代半ばから始めた外国語で一から全く新しい分野に挑戦するという事は、新鮮でもありながら、やっぱり辛い事も多くあり落ち込む事も常でした。今でもグループ作業やディスカッションは苦手であります。

言葉の問題は常にあったし、大抵それが悩みの種だったわけだけど、逆にある意味それだけ他のスウェーデン人学生にはない「爆弾」を抱えているというか、だからこそ、「これを逃したら、後がない。」という思いで必死こいて前に進めたのかもしれませんね。

これから社会に出ても、その「爆弾」をずっと抱え続けなければならないけれど、ある意味自分にとって怠けてはいられない、良い刺激となってくれる事でしょう。むしろ、これからが本番なわけですから。。


というわけで大学生活の思い出話はここまでにして、卒業式当日の写真をいくつか貼っておきます。

卒業式が始まる前、シャンパンと一緒にクラスメイト達との最後の一時。私は残念ながらシャンパンは飲めず、炭酸水で代用。




2階も合わせ、全席埋め尽くされた会場。有名人の登場でも待っているかのようにカメラのフラッシュ。


クラスメイトが次々と会場に入ってくる中、カメラを手にした相方発見!!


学科長のスピーチ。これが、かなり長かった。


いよいよ、ブローチの授与式。




ブローチの授与式が済んだ後の撮影タイム。カメラが多すぎて、みんなどこを見て良いのか分からず。




卒業式後、相方家族からもらった花束と一緒に。


授与式でいただいたブローチと、来週火曜日から使用する名前と職業名の入ったバッチ。


これから大学側から発行される卒業証明書を待って、いよいよSocialstyrelsenへ免許の申請をしなければなりません。申請費に600Krかかるそう。。免許が無事に自宅に届くまでかなり時間を要するので、それまでは就職先には大学の成績証明書で代用しなければなりません。

私は8月半ばの出産まで2ヶ月しか働かないので、それまでに就職先に免許提出するには間に合わないかもしれませんね。この時期、全国の看護大学の卒業生達が同時申請する時期でもあるので、夏の間に免許がいただけるかどうか.....。

というわけで長くなってしまいましたが、ルンド大学生活関連のブログはこれで終了です。卒業と同時にブログも閉鎖しようと思ったのですが、途中でマメコさんが登場してしまったのもあり、次からはテーマを変えて、短い期間ですがマメコが生まれるまでの記録&新米どたばた看護士生活でもちょこちょこっと書いて行こうかと思います。

しばしの間ですが、これからも引き続き、どうぞよろしくお願い致します!
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最後の実技訓練....

05/30
今週の金曜日には待望の卒業式があり、いよいよ大学の方もクライマックスを迎えています。

今週の目玉は何といっても「救急実技訓練」、そして救急ケースを元にした「グループセミナー」でしょう。これらを終えて、やっと晴れて卒業式を迎えられます。もうすぐ卒業式だからと言って、大学側も学生達を野放しには、なかなかしてくれません(涙)。

ちなみに今日は午前は水曜日にあるグループセミナーに向けてのグループ作業、そして午後は大学病院の一角で行なう「救急実技訓練」に参加してきました。ちなみにこの救急実技訓練、いわゆるシナリオ形式。それぞれクジを引き、4人ずつのチームに分かれます。クジにはそれぞれの配役(検査担当看護士、看護士A,Bや医師)なども書かれてており、シナリオが始まると同時に先生から、架空の患者さんのケースが記載された紙が配られ、それに従って演じなければなりません。一つのチームが演劇をしている中、別のチームは観察役に回り、良かった点や改善すべき点など思い思いに書いていきます。

正直、この手のタイプの実技訓練、今までにも何度かあり、中には人目に晒され、更に先生から点数をつけられている緊張感から、非常にナーバスになってしまう学生もいます。実は今日、何と最初のチームから2人ほど緊張の余り泣き出す、酸欠状態になるというアクシデントが起きてしまいました。

1人目はクラスでも一番年上40代半ばのAさん(←仮名)。Aさんは、この3年間、一度も追試を受けた事がないという非常に優秀なママさん学生。話好きで、プレゼンテーションや看護科との共通授業でも意欲的に発言したりしている積極的な彼女。そんな彼女でも人前で何か演じるとなると話は別なようで、シナリオの際に「検査担当の看護士」という役に当たった彼女、何とシナリオが始まった時点で、急に顔色が変わり、自ら先生に「やっぱり、自分にはこの役をこなす事はムリです。出来ません。」と頑なに拒否。

その場にいた担当の先生から、「あなたの役はね、患者さんがこれからどんな検査を行なうのか、又、検査を行なうに当たって、どんなコントラストを注入するのか。そして、コントラストを注入するに当たってどんな点に気を付けるべきなのか、どんな副作用があるのか。正に、いつもあなたが放射線科の実習で行なっている状況を頭でイメージして、説明すれば良いだけなんだよ。一人でムリそうだったら、チームの他3人の誰かをヘルプに呼んでも良いんだよ。そんなに緊張する事じゃないんだから。」と必死の説得。

それでもAさんは頑に「出来ません。私にはムリです。」と言いながら、何と泣いてしまいました....。

ご本人には申し訳ないけれど、「どうして!?こんな事で、どうして泣くの!?ええええ!?」と目を疑ってしまったのは、言うまでもありません。私を含め、観察者側チームも動揺。後で話を聞くと、OSCE(医療技術の実技テスト)の時も、あまりの緊張で泣き出しそうになっとか。。担当の先生も結局、Aさんの役を別のチームの人が代役した方が良いという事で決定。

そこで代役にやってきたのが、アラサー男子学生のF君。このF君といえば、大学入学して最初のコースで看護関連の記事について、私とペアになって発表した際に、緊張のあまりに言葉がでなくなってしまった程(詳細はココ)、こちらも極度の緊張の持ち主。そんなF君、シナリオが始まった時点ではうまく行ってたのに、コントラスト注入した後、患者さん(人形)の状態が悪くなり(←そういうシナリオ)、チームの他の仲間達が、それぞれ血圧や脈などのコントロールに回ったり、救急薬品などを注入している辺りから、1人だけ、明らかに行動がおかしくなり、顔色は真っ青、体はガタガタと震え出し、正にこのままでは倒れてしまう状態になってしまいました。

そこでさすがに先生も「待った」をかけ、F君をイスに座らせ、まずは呼吸を落ち着かせる事に。その間、私たちは別室に移る事になったので、彼がその間、先生からどういう対応を受けていたのかははっきり確認する事は出来ませんでした。結局、そのままシナリオを続ける事はせず、先生側もシナリオの大半は行なったという事で、観察チームと一緒に、最初のチームが行なったシナリオについてのディスカッションに入りました。幸いにも、F君も大事には至らず、最後まで訓練に参加する事が出来ました。

今までこの手の練習は何度もあったけど、ここまでExtremな光景は私も初めて見ましたよ。

正直、この2人、スウェーデン人ですよ??こんな事で泣くなんて....。確かに人前で演じる事は辛かったとは思うけど、彼らも大人として少し脇が甘かったかな、と思います。

こんな事でいちいち泣いてたり酸欠になってたら私なんて、今頃、とっくにご臨終ですから....。(チーン)

この大学生活3年間、更に老人ホームでのアルバイト時代も含め、嫌と言う程スウェーデン語関連で恥ばっかり掻いてきたし、言葉の問題だけでもさんざん周りからの冷たい目線、態度を受けて来たから、ある意味、普通の感情が麻痺しているのかもしれないけど。それでも「泣きたい」とか思わなかったなあ。言葉が出来ない相手に対してこんなに人って冷たくなれるんだ~とは思った事は、何度もあったけど。

でも、ある意味、「泣いたら負け」と思ってたのもあったかもね。けして強がりとかじゃなくて、泣いて他人から同情の言葉をかけてもらうより、次に良い結果を出して認めてもらった方が、自分としては嬉しかったし。ただ、こういう風に思えるようになったも、言葉が出来ない外国人だからこそかな。言語不自由、バンザイ!

最後にイラン人のママさんが、「実はね、彼らの状況を目にした時、Kaoriの事がスゴく気になったのよ。ストレスは、妊婦さんの体にとって良くないもの」と一言。そんな事、うちのサンボだって気にしてくれないから、ちょっと感激してしまいましたよ。お腹にいるマメコさんは、相変わらずお腹ポコポコ、内側から横蹴りキックしてたけどね。

マメコさん、美人でなくても、学校のお勉強出来なくてもいいから、「努力」と「忍耐力」だけは継続が出来る子に育って欲しいなあ~、とふと親心が出てしまった今日この頃であります。

さて残るは、水曜日のグループセミナーのみ。頑張るぞー!!

学科最後の研修、終了!

05/26
本日を持って、学科最後の研修を無事に終了する事が出来ました。正直何だか信じられませんね。本当にT6に入ってからは研修、研修の嵐だったから。この次にも、何かどこかの研修があるんじゃないか、そんな気分になってしまいます。

最後のMAVA&KUMでの研修も楽しかったですよ。特にKUMは、初日同様、最後まで本当に楽しくて充実していました!医学部生&看護学生のチーム編成は、正に小さなクリニックという感じで、いつもHandledare達の横で研修している時の感覚とは全く違うし、"看護士"としての責任の重さも一層でした。とはいえ、KUMでは救急科へ受診してくる患者さんをセレクト出来る時点で、普通の病棟における本来の看護士さんの業務内容や責任の重大さとは全く比べ物にはなりませんが。しかも、患者のセレクトは、私たち看護学生の仕事で(←普通看護学生じゃないけど)、Medicin系と限定されているものの患者さん選べるので(症状が軽め、良い人そう。)、医学部生達にとってはあまり満足出来なかったかも(!?)。

ちなみにKUMの唯一の長所は、普通に救急科で順番待ってるよりも比較的早く診察が受けられるし、個人部屋も用意してもらえます。最近ルンド大学病院の救急科も診察の対応が早くなったって聞いたけど、2人の医学部生&1人の医師からじっくりと診察してもらえるのは、ちょっと贅沢かも(!?)。もちろん、最初から医師が入らずに医学部生が診察するので、時間はかかりますが。常にKUMがオープンしているわけじゃないけど、KUMで診察してもらうのも一つの手かもね。

というわけでKUMで研修した4日間は、本当に貴重な体験となりました。あともう一週間位あったらいいのにな!!

3年間と長くて短かったスウェーデンでの大学生活も残りあと1週間。若けりゃ、それなりに海外の大学生活も楽しめたのかもしれないけど、本当にこの3年間、勉強は辛かったです。日本の大学生の時とはもちろん比べ物にならないほど。テストや提出物、グループ作業+研修の繰り返しで、毎日潰されそうでした。でもブログでこちらの学生生活を公開する事で、自分の中でもモチベーションも上がったし、良い意味での緊張にもなったかな。

というわけでこのブログも、卒業式を境にそろそろ閉じないとと思っています☆これからは、MIXIにでも細々と生活記録して行こうかな。

Valkommen till Team 160

05/23
今週からKUM(Klinisk undervisningsmottagning) での研修、始まりました!今日はその初日だったわけですが、感想はすごく楽しい!!医療系の学生専門という事で、作業、理学療法士、准看護士の学生もいるかと思ったのですが、学生ではT6の医学部生4名(1名女子)、そして放射線科の看護学生からはクラスメイトと私の2名、そして下級医師(って日本語で言うのかな?)と看護士が一人ずつヘルプとして付いてくれました。というわけで早速、チームを二つ(医学部生2名&看護学生1名)に分け、それぞれ救急科から移送されてくる患者さんを受け持つ事になりました!

最初、他に看護学生もいるのだろうと思いきや、クラスメイトと私のみだったので正直不安でしたが、ヘルプの看護士は常勤しているし、患者さんも軽症、かつ病棟の方針を理解しているので、いきなり知らない病棟であたふたするという事はありません。MAVAのように、患者さんとのAnkomstsamtalもないし、特にパソコンに事細かく看護記録する事もないし、血圧や脈、EKGなどの基本的な測定や同じチームの医師学生達の求める血液検査の採血や薬の配布、点滴を打ったり、患者さんの状況を把握したりする位です。まだ初日なのでするべき事はもっと他に出て来る事はあるかもしれませんが、普通の看護士さん達の仕事内容に比べて、正に学生に合ったレベルの内容になっています。

私と同じチームの医学部生2人もまだT6という事で、患者さんの診断についてお互いに話し合いながらも、必ず下級医師との相談の元で行なっています。彼らの方がディクテーションやそれぞれ血液検査のリストの確認をしたり、患者さんについて記録している事の方が多く、私は採血した血液を隣の救急科にある別のラボに送ったり、血液数値の読み取り機械に入れたり、とにかく走り回っています。走り回るのは大好きなので、かなり良い運動になっています☆今まで患者さんの質問に答えられなかった時、かなりあたふたして「あー自分、バカだな~」と後で責めてしまう事もあったけど、医学部生の彼らも、患者さんから尋ねられて分からなかった事は「分かりません。」と正直に答えているし、そうした姿を見ると、何だか少しホッとしました。

そうそう、今日のブログの題なのですが、新しい患者さんが来ると医学部生2人そして私で、患者さんの病状把握や診断に応じたコントロールを行なう為にも一緒に挨拶しに行くのですが、ふとパッと横を見渡したらチーム全員皆、同じ身長でした(160センチ←チーム160と命名)☆ちなみに2人とも、スウェーデン人男性です!こちらの人って身長高い人多いし、190センチもざらにいるからそれだけで少し威圧感感じるけど、自分と同じ身長というだけでも何だか親近感湧きますね。もちろん、2人とも優秀かつ、とても親切で気さくな学生さん達ですが。

てなわけで今週、ルンド大学病院の救急科からKUMに来られる日本人患者さんがいたら、チーム160が対応します!!

MAVA研修終了(MIXIとダブってます)

05/20
本日、無事に救急科(MAVA)での研修を終える事が出来ました!たった2週間の間でしたが、研修内容は充実そのもの。患者さんへのAnkomstsamtalから始まり、看護記録や薬の配布、さまざまな医療行為、医師や准看護士へのレポートなど、放射線科ではまず触れる事の出来ない経験を沢山させてもらいました。

今まで放射線科での研修が主だったため、例えば基本的な心電図すらマトモにつけられません。アンギオの研修の時に少し習ったけど、毎回患者さんに自らが心電図つけるわけじゃなかったから、正にうろ覚え状態。でもなまじT6の学生という事もあって、周りも分かっているものと捉えて、思い切り放っとかれました。Akutmottagningの方で研修してる1人のクラスメイトなんて、周りに誰も聞く人がいなくて、自分のアイフォーンでググって無事に患者さんに心電図を取り付ける事ができたそう(汗)その前に病棟内で携帯保持してて良いのか疑問だけど....。まあ心電図の機械の所に取り付け方が書いてあるから、それ見れば誰でも付けられるんだけど、焦ってるとなかなかそこまで頭が回らないのよね...。

救急科で一緒に研修させてもらったHandledareは看護士になってまだ1年の24歳。今までのHandledare達とは全くうって変わってのいわゆるガテン系の威勢の良い看護士さん。物の言い方がかなりストレートでたまにカチンと来る事も多かったけど、自分で勝手にあれしたい、これしたいと言えば自由にさせてくれたし、放っとかれても自分も学年が上がり知識や経験もそれなりに付いてきたのか、軽症の患者さんの場合はHandledareなしで対処する事も出来るようになってきました。

ただ少しずつ自分にも自信がついてくると、逆に他人から自分のやり方をグチグチ言われるとかなり自分の中でも苛立ちが増し、「少し黙っててくれ」と正に叫びたい気持ちで一杯でした。同じ事でも、2年前は素直に「はい」って聞けたのに、と思うと、正に初心の気持ち忘れべからず。しかし、学年が上がるにつれて、周りのクラスメイト達もこうした葛藤にぶつかるようです。

それがMIXIの方でも、愚痴ってしまったPVK問題。PVK挿入といえば、造撮剤を注入する為の放射線科内で唯一と言っても過言ではない医療行為の代表的存在。今までの放射線科内の研修期間にも、多くのPVKの挿入に接してきましたが、まだまだ自分でも練習不足のため、血管によってうまく行く時もあれば行かない時もあります。救急科内でも数人の患者さんにPVKを挿入する機会がありましたが、その中でも、某患者さんの場合、心臓アンギオ検査が控えている為に左腕のみ限定の中、唯一感触のあった手首横の血管を2回とも逃してしまいました(汗)。その後、別の看護士さんにお願いしたのですが、その事を後でHandledareに報告したら、「今まで、PVKを挿入した事があるのか。PVKの挿入の仕方を知っているのか。自分自身、PVKに対してOsaker(不確か)であるのに、何故、同僚に聞かずに勝手に実践しようするのか。人形と違うのよ。」と色々問いつめられました。

今までHandledare達からも例え失敗しても、こればかりは練習のみ、とだけ言われてきたし、自分も注射に関しては、もちろん何故失敗したのか考えるのも大切だけど、とにかく色々な血管を知って実践を積む事が大切だと思ってきました。医療行為を行なう前、患者さんにも「学生です。」って名乗ってオーケーサイン出してもらってるんだから、血管を見て「こりゃ、ダメだ。」と諦めるより、有り難く練習させてもらわないと、と思っていました。さんざん自分の意見や考えを言ったにも関わらず、あまり分かってもらえず。ここら辺はHandledareとかなり意見が違い、少しぶつかってしまいました。

で翌日に今度はHandledareの側で2人の患者さんにPVK刺したのですが、1人目の患者さんの時にPVKの先の所に逆流してくる血液もちゃんと確認出来たのに、横からやたらHandledareが「あー、血管に当たってない。ダメだわ。抜いて、抜いて。」とまくし立てるから、こっちも思わずカチンと来て、彼女の指示を無視。ちゃんとPVKが血管に刺さっているか確認する為に生理食塩水の注射筒で一度血液を逆流させてから、注入したのですが、何故か私が一度、血液を逆流させたのが気に食わなかったらしく、「そんなの見た事無い。」との一点ばり。最終的には、特に問題なく、そのまま無事にトロポニン用の血液をゲット。

2人目の患者さんの時もまたもや側でぴーちくぱーちく言い出したので、じゃあHandledareのお手並み拝見と行こうじゃないの、と思い、せっかく血管に当たってたPVKを抜いてやりました。私が最初に良い血管を刺してしまっていたので、彼女の番になって結局手首の横、私が前日に失敗したのと同じ箇所の血管を狙ってPVK挿入。経験から、手首横の血管はちゃんと見えていても、皮下脂肪が少ない為に血管が逃げ易いような気がします。で、やはり彼女自身も難しかったのか、一度目は失敗。

私が新しいPVKを取りに行こうと一旦病室を出て戻ってくると、患者さんの手首の所から血が流れていたので嫌な予感したものの、彼女、意地だったのか、一度抜いたPVKで別の血管を刺していました。。でも、失敗。今度は新しいPVKでまた別の血管を刺して見た所、これも又、失敗。結局、別の看護士さんに呼び、5回目にてやっと無事にPVKの挿入、固定する事が出来ました。スウェーデン語が流暢ではない患者さんだったけど、終始笑顔で5回のPVKを乗り切った彼女には頭が下がります。

と同時に後で思い返してみたら、私も私で何と言う思い上がり、というか、低レベルな事したんだろうと反省しました...。他人に(新人看護士だからこそ)認められたくて、変に競争心燃やして、患者さんの立場を考えなかった私にも問題があります。あの時の一時的な感情に流されないで、自分でこれはイケルぞ、と思ったらその勘を信じて、きちんと最後まで真っ当すれば良かったと反省。いつの間にこんなにひねくれたんだろう....。言葉が不自由な外国人学生(私)だからこそ、とにかく出来るトコ見せて点数稼ぎしなきゃという思いで、いつも普通のスウェーデン人学生より数倍前に出て努力しなきゃとばかり思ってたけど、それがたまに表面的でしかない、自己中心的なものになってしまっている時が多々あります。正に初心の気持ち、忘れべからず。

というわけで、研修中は色々意見のぶつかり合いもあったけど、最後はぎゅっとハグして別れる事ができましたよ。今日の最終審査でも、非常に甘めに点数つけてくれました。

来週は、KUM(医療系学生病棟)での研修が一週間待っています。特に問題なく、終わってくれるでしょう。あ、ちなみに来週の木曜日(研修最終日)は助産婦さんの所に行って妊婦糖尿の検査も行ってこなければなりません。この事は既に研修担当者にも報告済み。只今、28週でいよいよ8ヶ月目突入!ですが、体力はまだまだありますぞい!それが終わると、グループセミナーなど待っており、いよいよ卒業です。

何とか頑張るぞー!
プロフィール

kaori 

Author:kaori 
1979年11月生まれ。ピチピチ(お腹と太ももが)の31歳。
2005年7月よりスコーネ在住。

Kenzo: 2008年5月7日生まれ。3歳。

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